最終更新日:2009/10/30


A交通系 【九州・沖縄地方】  


九州には大きな私鉄やバス会社が西鉄を除いてあまりなく、交通網も近郊は自動車、都市間は高速バスとに分かれているため、磁気カードの普及はさほどしなかったが、各種モデル事業などにより北九州、長崎、宮崎、鹿児島など、ICカードの導入が早いエリアが多い。また福岡都市圏ではJR九州、西鉄、福岡市営地下鉄がさまざまな磁気カードで華を咲かせてきたが、各事業者においてICカードの導入及び相互利用を控えているため、まさに風前の灯である。

ただし沖縄都市モノレールは全国的なICカード黎明期のさなか、初期費用の安さからか磁気カードを導入した稀有な存在である。もしかすると最後まで残る交通系磁気カードは沖縄かもしれない。


●えふカード・・・(福岡市交通局:福岡県)

:えふ(F)の名の通り、福岡市交通局の市営地下鉄専用カード。福岡にはあと地下鉄と西鉄との共通カード(よかネットカード)と、地下鉄とJRとの共通カード(ワイワイカード)の3種類がある。その違いはプレミアの額。えふカードは1000円(1100円分)、2000円(2100円分)、3000円(3400円分)、5000円(5900円分)、10000円(11800円分)の4種類(小児用あり)。他のそれよりはプレミア額が最も大きい。

 


●よかネットカード・・・(福岡市交通局・西日本鉄道・西鉄バス:福岡県)

:福岡市営地下鉄と西鉄電車(津屋崎線及び一部駅を除く)、西鉄バスで利用可能のカード。種類は3000円(3200円分)、5000円(5500円分)の2種類。えふカードには劣るが、ワイワイカードよりはマシ。

(2009.10.30追記)→西鉄ではICカード「nimoca」を導入し、それや他の交通ICカード「SUGOCA」「はやかけん」との連携を検討していることもあって、2009年9月30日限りで西鉄バス車内およびバス窓口での発売が終了になり、バスでの利用は2010年3月31日で終了予定。

なお西鉄(鉄道)や福岡市営地下鉄での発売も2010年3月31日で終了予定だが、鉄道については2010年4月1日以降も引き続き使用可能とのこと。

<福岡市交通局>


●ワイワイカード・・・(福岡市交通局・JR九州:福岡県と他の一部)

:福岡市営地下鉄と一部のJR線で使え、種類は1000円、3000円、5000円の3枚だが、プレミアは無し。JRで福岡に来た人が地下鉄で天神や福岡空港へ、という時に便利なカード。

ちなみに福岡市営地下鉄博多〜姪浜間はJR九州の連絡通過運輸区間(鹿児島本線、篠栗線などと、筑肥線)なので、例えば吉塚から筑前前原に行くときは、吉塚〜博多間と、姪浜〜筑前前原間の営業キロを通算したもので運賃を算出するらしいが、ワイワイカードはそれを自動的に計算してくれるらしい。


●西鉄バス回数乗車券・・・(西鉄バス:福岡県と他の一部)  【発売終了】

:堅い名前ですが、これでもプリペイドカード(俗にはバスカードと表記してますが)。もともとプリペイドカードのプレミアって回数券の割引だから、ある意味この名称は正解。名の通り西鉄バスで使えますが、電車の回数券のような一定金額区間の回数利用ではなく、金額利用です。

(2009.10.30追記)→西鉄ではICカード「nimoca」を導入し、それや他の交通ICカード「SUGOCA」「はやかけん」との連携を検討していることもあって、上記の「よかネットカード」と同様、2009年9月30日限りで西鉄バス車内およびバス窓口での発売が終了になり、2010年3月31日限りで利用停止予定。よかネットカードとは違い、鉄道では使えないため、以後5年間(つまり2015年3月末まで)払い戻しをするそうです。


●バスカード・・・(長崎バス:長崎県)  【利用停止】

:1989年頃導入されたらしいバスカード。今となっては噂でしか知らない伝説の?カード。乗車時にカードを通すのではなく、バーコード付きの整理券を取って、下車時に整理券を運賃箱へ投入した際に表示された時に運賃箱へ通すという変わった?タイプ。

自社のバスでしか使えず(紙の共通回数券はあった)、他のバス事業者が磁気カードを導入しなかったため、使い勝手が悪かったそうな。結局、2002年に長崎バスを含む各バス事業者が全国初の共通ICバスカード「長崎スマートカード」を導入したため、2002年いっぱいで発売を終了、利用が停止された。

※まだカードの画像はありません。


●TO熊カード・・・(熊本県)

:ずっと「とくま」カードと思ってたら、「ツーユー(=to you)」カードだそうで、熊が”ゆう”と読めるということを教えてくれる、非常に勉強になるカードです。熊本の人なら常識なんでしょうか。熊本を訪れることを帰熊とか言うのでしょうか(岡山に住んでた頃、岡山に来ることを来岡「らいこう」と言っていた気がしますが。

それはさておき、1998年3月30日に、熊本市交通局(路面電車・バス)、九州産業交通、熊本電鉄、熊本バスの4社局で始まった共通カードだそうで、車内の専用リーダーを通すタイプ。岡山の路面電車、バスのそれと同じなんでしょう。

各社局の共通デザイン(ハートの数で額面が分かるなんて便利?!)の他、オリジナルデザインもあるようです。このカードの特徴としては、通学用カードが存在し、1000円券で1300円使えます(通常は1100円分)。

裏番号の規則性については詳しくは分かりませんが、頭の文字が、熊本市交通局がC(City)、熊本電鉄がD(Dentetsu)熊本バスがK(Kumamoto koutsu)、産交バスがS(Sanko)と、分かりやすそうでいい[()内は勝手な推測]。

<熊本市交通局>

<熊本電鉄>

<熊本バス>

 

<産交バス>

     


●大分共通バスカード・・・(大分バス、大分交通、亀の井バス:大分県)

:バスカードの名称に「大分」と入っているので、とても分かりやすいカードです。上記3社のカード取扱車でご利用できます。


●ゆいカード・・・(沖縄都市モノレール:沖縄県)

:沖縄都市モノレールが2003年8月10日に開業した際に導入されたカード。自動改札機に直接投入することができる。初乗り運賃(200円)に満たないカードは事前に券売機できっぷを購入する。ちなみに駅構内に精算機は無かったので乗り越した場合は窓口で精算するんだと思います。カードは原則券売機発売で1000円、3000円、5000円の3種類がありますがカード柄は共通です。


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